ELEMENTARY

計算複雑性理論において ELEMENTARY とはの和集合で表される複雑性クラスである。

: \begin{matrix} \mathrm{ELEMENTARY} & = & \mathrm{EXP}\cup\mathrm{2EXP}\cup\mathrm{3EXP}\cup\cdots \\ & = & \mathrm{DTIME}(2^{n})\cup\mathrm{DTIME}(2^{2^{n}})\cup \mathrm{DTIME}(2^{2^{2^{n}}})\cup\cdots \end{matrix}

クラス ELEMENTARY に属す関数は初等帰納的(しょとうきのうてき、)あるいは単に初等的と呼ばれる。この名称はによる造語である。

帰納的関数決定不能性の文脈で扱われる多くの問題は ELEMENTARY よりも高いレベルにある。いくつかの帰納的問題は ELEMENTARY を超える。すなわち NONELEMENTARY となる。とくに注目されるのは、原始帰納的問題で ELEMENTARY に属さないものが存在することである。次が知られている。

:LOWER-ELEMENTARY \subsetneq EXPTIME \subsetneq ELEMENTARY \subsetneq PR \subsetneq R

ELEMENTARY は指数関数の定数回の入れ子(例えば 2^{2^n})を含むが、PRは指数関数の一般化であるハイパー演算子で ELEMENTARY に属さないもの(例えばテトレーション)を含む。 Wikipediaによる
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